作曲:Z.I.M.A.
編曲:Z.I.M.A.
使用ソフト:Logic Pro X
概要
いわゆる「シンセウェイヴ」「レトロウェイヴ」と呼ばれるジャンルを意識して制作したナンバー。
ここ数年、特に洋楽でよく取り入れられるようになった音楽性です。
レトロな音色のシンセをふんだんに使うことで、どこかノスタルジックな空気を感じさせます。
タイトルのInterchange(インターチェンジ)とは、まさしく高速道路などでよく利用する道のこと。
「新たな挑戦を」ということで路線変更の意味があったのかもしれませんが、ほぼ思いつきの題です。
チェックポイント
【1】レトロシンセ
レトロ感を出すにあたり、重要なのはやはりシンセサイザーの音色。
80年代の音楽でよく使われているような、レトロシンセを中心に楽曲を組み立てました。
特にイントロや間奏で使用しているリードシンセ(Logic Pro Xプリセット音源のRetro synth)が大きな役割を果たしています。
【2】リードフレーズ
そのリードシンセによって奏でられるリードフレーズ。これがこの曲の中心かつ顔です。
イントロ(0:00~)、間奏(1:02~)、アウトロ(3:09~)と計3回登場しますが、特筆したいのは間奏部分。
サビ後にすぐ流れに入るのではなく、一瞬タメを挟んで始まる形が気に入っています。
【3】リバーブ感
80年代サウンド特有の、深めのリバーブも重要な要素。
特にスネアドラムの、余韻多めなリバーブは欠かせません。この曲でもかなり深めのリバーブを複数かけています。
これがあるか無いかで雰囲気にだいぶ違いが出ると思います。
【4】制作にあたり影響を受けたアーティスト、楽曲
まずインスピレーションを受けたのが、Harry Stylesの「As it was」。
2022年の楽曲ですが、シンセの音色など、かなり80’sサウンドを意識したナンバーです。
もう一つはa-haの「Take on me」。
こちらはまさにザ・80’s と言っても過言ではない名曲です。
リードシンセの雰囲気は露骨に影響されていますね笑
あとはYoutubeに上げられているような、「シンセウェイヴ・レトロウェイヴ詰め合わせ動画」。
こうした動画はジャンルの入門用としてだけでなく、音作り面でもとても参考になるのでおすすめです。